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2022/04/21)
DC
降谷零(前ブログから)×三本
降谷零シリーズの番外
・お別れ会のコナンくんと哀ちゃん
「彼、意外と独占欲強いのね」
「安室さんか?」
「ええ」
「そーだな。まさかあんな主張してくるとは」
・お別れ会後~最終話の間の話
「そういえばコナン君と哀ちゃんも今度引っ越しするって聞いたんだけど」
「う、うん! 僕のお父さんとお母さんが日本に帰ってくるんだ!」
「そっかー。寂しくなるね……」
「コナンくんと哀ちゃんのお別れ会も呼んでね?」
「そんなのあるかわからないわよ」
「えー? 沖矢さんも引っ越しするらしいし、やってくれるんじゃない?」
「さぁ。どうかしら」
「ね、歩美ちゃん!」
「うん! みんなのお別れ会に梓お姉さんも招待するね!」
「ありがとー!」
「……ホォー、彼と知り合いだったんですか?」
「あ、安室さん……。聞いてたの?」
「詳しく教えてもらえますかね、コナン君」
・IFの話 ファーストバイト
「それではケーキ入刀の興奮も冷めやらぬままファーストバイトに参りましょう!」
「……と、此処で新郎・零さんのご友人様よりサプライズでファーストバイト用のフォーク、ではなくスコップがご用意されているとのことです!」
「えっ!?」
「あ、だからファーストバイト何か用意しているか聞かれたのかな……」
「お前らなぁ……」
「いやー、いい機転だろ?」
「かわいいスコップ買ってきてやったからしっかり食べろよぉ、降谷ちゃん!」
「そうだぞ、零!」
「食いもんには困らせないようにしろよゼロ!」
「うるさいぞ酔っ払いども!」
「ケーキの大きさは愛情の現れともいいますが、お二人とも大きさはこれでよろしいですか?」
「あ、あんまおっきいと食べられないから小さい愛情でいい……」
「……そういわれると大きくしたくなるんだが?」
「いや、ほんと、化粧で、くちひらかない」
「わかってる」
「では、新郎様から新婦様へファーストバイトをお願いいたします! せーの!」
「「「「「「あーーーん」」」」」」
「先ほどご友人様が言われました通り、新郎から新婦への意味は”一生食べるものには困らせない”という意味が込められています!
新婦様、ケーキのお味はどうですか?」
「おいひいです!!」
「ちなみにこちらのウエディングケーキに描かれている猫ちゃんですが、お二人が再会されるきっかけとなった喫茶店にいる猫の大尉くんだそうです」
「続きまして、新婦様から新郎様へのファーストバイトです!
こちらのスコップが警察学校時代のご友人様方よりプレゼントされたものとなります」
「梓ちゃんもっと大きく!」
「ゼロの口いっぱいになるぐらいのやつな!」
「れいくんの口いっぱいってどんなもんだろ……」
「アイツらの言葉通りにしなくてもいいんだぞ」
「でも愛情の大きさって言われちゃったらな~」
「ヒューヒュー!梓ちゃんさっすがー!」
「行ったれ梓ちゃん!」
「随分と大きな一口ですが、新郎様、一口で食べてくださいね!
それではお願いいたします、せーの!」
「「「「「「あーーーん」」」」」」
「ありがとうございました!
新婦様から新郎様へのファーストバイトは”一生おいしい料理を作ります”という意味が込められています。
それでは、スコップをプレゼントされたご友人様方と新郎様で記念写真をどうぞ!」
「れいくんクリームついてる~~」
「どこに?」
「え、取っちゃだめでしょ!?」
「そうだぞ、ゼロ!」
「おい、ヒロ! 引っ張るな!」
「降谷ちゃーん、お肩組みましょうね~」
「しっかり笑えよ、ゼロ!」
「そうだぞ、一生残るんだからな!」
「お前らと肩組んだむさくるしい写真がな!!」
「……ほんとはうれしいくせに、れいくん素直じゃないなあ」
ファーストバイト、新婦じゃなくて友人がスコップ用意した式を見たことあって、
・してやったり顔見せる警察官組と、お前らなあって呆れるれいくん
・でもなんだかんだで最後うれしそうに友人たちとはにかんだ笑みで写真を撮るれいくん
が見たくて想像したら想像以上に自分が被弾した話。
れいくん、結婚式をしても高砂まで来てしゃべったりしてくれる友人がいないのつらすぎでしょ……
考えてる内容ではどうしてもヒューヒューはやし立てる友人が誰もいない結婚式なのでせめて楽しそうなIFを書きたかった。
ファーストバイト、新婦じゃなくて友人がスコップ用意した式を見たことあって、
・してやったり顔見せる警察官組と、お前らなあって呆れるれいくん
・でもなんだかんだで最後うれしそうに友人たちとはにかんだ笑みで写真を撮るれいくん
が見たくて想像したら想像以上に自分が被弾した話。
れいくん、結婚式をしても高砂まで来てしゃべったりしてくれる友人がいないのつらすぎでしょ……
考えてる内容ではどうしてもヒューヒューはやし立てる友人が誰もいない結婚式なのでせめて楽しそうなIFを書きたかった。
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